今まで、障害者とあまり接した事のない私にとって、最初は毎日が本当に驚きの連続で、圧倒される事ばかりだった。ただただ圧倒されるばっかりで、利用者とどういう風に接したらいいか分からずに、これから先ちゃんとやっていけるのかな・・・?と正直すごく不安だったけど、約1ヶ月が過ぎて、ようやく利用者と仕事をする事がだんだん楽しくなってきた。
最初は利用者さんと会話するのも、私自身何を話そうか困惑して緊張気味、利用者さんも「新しい人だ・・・」という感じでおっかなびっくりで、とてもぎこちなかったのが、徐々に昨日こんな事があったよ、あんな事があったよ、と自然と話しかけてきてくれたり、相談してくれたり、ちょっかいを出してきたり、甘えてきたり・・・とだんだん利用者との距離が縮まっていくのが感じられてすごく嬉しい。先日に体調を崩し、お休みをいただいた時には、翌日に出勤してみると、「昨日何したの?」「もう大丈夫なの?無理しないでね。」などとすれ違う利用者さんがみんな声をかけてくれて、思った以上に利用者さんが気にかけてくれていた事にびっくりしたし、素直に嬉しかった。その声にこれからまた頑張ろう、というパワーをもらう事ができ、励みにもなった。利用者さんの何気ない一言で背中を押される事も多くて、利用者さんのエネルギーはすごいなぁ、と驚かされる。
まだ、話したことのない利用者さんもたくさんいる。これからまたいろんな利用者さんと接して、いろんな人を知っていきたいと思うし、利用者さんから学ぶこと、教えられる事、考えさせられることもすごく多いので、利用者と共に私自身もこれからどんどん成長していけたらいいなぁ・・と思う。